ByteDance・Seedance 2.5・2026年6月

近日公開

Seedance 2.5 — より長い単発撮り切りナラティブのための ByteDance の動画モデル

Seedance 2.5

Seedance 2.5 とは?

Seedance 2.5 は、ByteDance が2026年6月にVolcano EngineのFORCEカンファレンスで発表した動画生成モデルです。短いクリップを繋ぎ合わせて作れない、広告セグメント・短編ドラマのワンシーン・製品デモといった「撮り切りが必要な完成単位」向けに作られています。ByteDance は約30秒のネイティブ単発撮り切りと、より高いマルチモーダル参照上限を、Seedance 2.0からの最大の変更点として位置づけており、局所的な領域編集も追加され、仕上げ段階の微調整がしやすくなっています。iMini の動画ワークスペースで Seedance 2.5 を選択して利用してください。

ベンダー
ByteDance / Volcano Engine
リリース
2026年6月
クリップ長
約30秒のネイティブ単発撮り切り
解像度
HDティアあり(ワークスペース参照)
参照とモダリティ
全モダリティ対応の多参照(公式上限は約50)
得意な用途…
広告セグメント、短編ドラマのワンシーン、ブランドストーリーテリング

約30秒の単発撮り切り生成

ByteDance はこれを約30秒のエンドツーエンド単発撮り切り生成と位置づけています。完成した広告セグメントや短編ドラマのワンシーンを1回の推論に丸ごと渡せるため、短いクリップを繋ぎ合わせることで生じる繋ぎ目や色調のジャンプを減らせます。

全モダリティ対応の多参照によるサブジェクト固定

画像・動画・音声の参照を組み合わせてキャラクター・製品・スタイルを同時に制約できます。ByteDance は上限を約50件としています。カット間で同じサブジェクトを固定する必要のあるブランドフィルムでは、生成前に参照を積み上げておく価値があります。

より長い区間でも一貫性を維持

1つのワンシーンをまとめて仕上げるために作られており、ライティング・ワードローブ・小物・カメラロジックが同じ生成チェーンの中で長い時間軸を通して進行するため、後半でのジャンプやキャラクターのブレが少なくなります。

局所編集が仕上げ段階の微調整に向く

リリース情報ではより細かい局所編集が強調されています。完成クリップのサブジェクトや領域だけを変更したい場合、全体を再生成する必要がなく、手直しのサイクルを短縮できます。

Seedance 2.0 からの変更点

長さ・参照上限・編集の制御性が、2.0から2.5に移行する前に確認すべき最大の変更点です。

  • 単発撮り切りの長さが約30秒まで拡大

    1回の生成でかなり完成度の高いナラティブ単位を作れるため、10秒クラスのクリップを繋ぎ合わせる必要が減り、広告セグメントや短編ドラマのワンシーンに向いています。

  • 参照スケールが大幅に拡大

    ByteDance の発表によると全モダリティ対応の多参照上限は約50件まで拡大し、長い区間でキャラクターや製品を固定し、ブランドアセットを再利用しやすくなっています。

  • 局所編集がより実用的に

    クリップ全体をやり直すのではなく、領域だけを変更しやすくなりました。制作後半でのサブジェクトや領域の小さな手直しは負担が少なく、小さな変更に対して支払うコストも抑えられます。

  • 同イベントの別スペックライン

    同イベントで発表された Seedance 2.0 のネイティブ4Kアップグレードは、2.5の長さ・参照という強みとは異なるスペックラインです。1つの能力カードとして扱わず、納品要件に合わせて正しいラインを選んでください。

Seedance 2.5、Kling 3.0、Google Veo 3.1 の選び方

3モデルとも現行世代を代表する動画モデルです。違いはクリップ長・参照制御・モーション性能、そしてすでに使っているプロダクトスタックによって決まります。

項目Seedance 2.5Kling 3.0Google Veo 3.1
クリップ長約30秒のネイティブ単発撮り切り上限は約15秒前後が一般的約4〜8秒のティアが一般的、延長可
解像度HDティアあり(ワークスペース参照)1080p前後、上位ティアもあり最大4K(ティアにより異なる)
ネイティブ音声現在のワークスペースの機能を参照多言語セリフとリップシンクが強いネイティブな音声・映像同期がコアの強み
マルチモーダル参照全モダリティ対応の多参照(公式約50)画像/動画参照、モーションとキャラクター重視画像参照+延長/首尾フレーム制御
モーション・物理表現長い区間での一貫性を重視複雑な身体表現とアクションが強いシネマティックな見た目とプロンプト追従性が強い
こんな時に選ぶ広告セグメントや短編ドラマのワンシーンを1回で生成したいアクションシーン・カメラワーク・キャラクターモーションを優先したいシネマティックな短編、ネイティブA/V、Googleスタックで使いたい

Seedance 2.5 を選ぶのは…

より長い単発撮り切りが必要で、キャラクターや製品を固定する複数参照を使い、広告セグメントや短編ドラマのワンシーンを1回で仕上げたい場合。

Kling 3.0 を選ぶのは…

納品が複雑な身体モーション・アクションシーン、あるいはより強い多言語セリフに依存する場合。

Veo 3.1 を選ぶのは…

シネマティックな見た目とネイティブな音声・映像同期を重視する場合、またはワークフローがすでに Google エコシステムに紐づいている場合。

iMini で Seedance 2.5 を使う

ワークスペースを開いてから完成クリップを書き出すまで、3ステップで完了します。

01

動画ワークスペースを開く

iMini の動画作成画面で、モデル一覧からSeedance 2.5を選択します。

02

プロンプトを書くか参照素材をアップロード

ショット・サブジェクト・モーション・想定する長さを明確に記述してください。キャラクターや製品を固定したい場合は先に参照素材を用意しましょう。

03

生成してエクスポート

サブジェクトとペーシングが狙い通りになったらエクスポートします。長さや一貫性が不足する場合は、再生成の前にプロンプトと参照を見直してください。

iMini で Seedance 2.5 を使う

クォータ、仕様、移行、モデル選定について。

iMini でSeedance 2.5を無料生成

約30秒の単発撮り切りクリップと、全モダリティ対応の多参照によるサブジェクト固定。動画ワークスペースを開けばすぐに使えます — 別途ベンダーのAPIキーは不要です。

別途ベンダーのAPIキーは不要です。